日韓の雪解けムードが高まる

韓国の外相が来日し、まずは世界遺産問題で前進があったようです。韓国外相は直前に日本の世界遺産登録を反対するよう諸外国を廻っていました。


得意の「告げ口外交」と呼ばれる外交手法です。告げ口された国も迷惑な話です。その国が日本に特別悪い印象を持っていないだけに、日韓両国の板挟み状態となります。「そんなことは当事者同士で解決してくれ」という思いでしょう。この件に関しては米国から韓国に圧力があったことが予想されます。


このような外交はマイナスになることはあっても、決してプラスにはなりません。さらに韓国は安倍首相の戦後７０年談話を注目しているようです。その内容によってはまた日韓関係は後退します。談話の前にこれだけ注目が集まると、首相には相当なプレッシャーとなるでしょう。一番近い国なので、もう少し上手に関係改善できないのでしょうか。